【施工事例】グラウド工法/マンション防水工事/マンション塗装
こんにちは🌞西村です🐷
今回はマンションの止水工事について
ご紹介いたします!
1年前に塗装したこちらのマンション、
ベランダ面の壁にぷつぷつと
ふくらみが出てきました💦
触ってみるとぶよぶよしていて
中に水が入っていることが発覚しました。
ちなみに写真に写っている白い跡は
『白華現象』といい、次のような順で現象が起きます。
①セメントが水と反応し消石灰という物質ができる
②消石灰が水に溶け込み、カルシウムイオンと水酸化イオンになる
③これが表面に出てくる
④表面に出てきた水が空気中の二酸化炭素に溶け込みカルシウムイオンと
反応し白華の主成分である炭酸カルシウムができる
⑤乾燥し炭酸カルシウムの表面が白く残る
つまりこれも、塗膜内に水が
浸入したことによって下地であるセメントと水
が反応し起こったことなのです💡
ではどこから水は入ったのでしょう(。´・ω・)?
調査をしてみると
手すりに水が溜まっていたことが
判明しました。
手すり内にたまった水が
新しい塗膜の中に入り込み
ぼこぼこと膨らんでいたのです!
新しい塗膜は分厚いので簡単に水を
通しません。
原因を突き止めたところで
早速工事開始です!
まずは手すりの立ち上がりのところに
穴をあけていきます。
そうすると、中にたまっていた水が
ちょろちょろっと出てきます。
しかしこれだけでは、穴より下の
水は溜まったままですよね😖
そこで、グラウト材を注入していきます!
土木建築用のエポキシ樹脂とRM骨材を
混ぜ完成です!✨
水より比重の重いグラウト材が
下に沈み、穴より下にたまった水も
押し流してくれます。
↓グラウト材により押し出された水↓
次第にグラウト材が固まっていき、
水が構造内に侵入することを
防いでくれます。
また今後、雨が降った時には
雨水は開けた穴から外に流れるので
溜まることはありません!
防水工事を終えたところで、
経過を見て、再度塗装で補修をし
完成です!
ありがようございました(^^♪
ブログを最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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